園について

園について

保育内容

育児担当制

保育園の中で、お母さんに代わる人を決め、いつも同じ人と食事をしたりオムツを替えるなど、育児行為を一人の大人が担当することを、育児担当制といいます。
世話をしてくれる大人がいつも同じことで、信頼し安心感を持つことができます。

流れる日課

それぞれの子どもの生活リズムや生理的な欲求に配慮しながら、子どもの行為や生活全体が、一人ひとりに合わせて、流れるように進むことを「流れる日課」といいます。                            時間が来たら全員があそびをやめて次の行為に移ったり、全員で食事を始めたりなど、日課を一斉にすすめることなく、一人ひとりのテンポが大事にされることで、子どもが主体的に行動できるようになります。

混合保育

幼児クラスは、3、4、5才児が同じ部屋で一緒に生活しています。
その中で、きょうだいのように自然とお互いを受け入れ合い、異なる年齢の子ども同士が接することで、お互いに学び合うことができます。                            年上の子は年下の子に思いやりを持って接し、年下の子に頼られることで自信に繋がっています。  年下の子は、年上の子を見て、真似をしたり、自分が成長する姿をイメージすることができます。  また、年齢を超えた友だちの幅が広がり、コミュニケーション能力も高まります。

課業

美術

できたものを評価するのではなく、できるまでの過程を大切にし、感性を育てるために行っています。
行事や環境認識の計画に沿って、描画、粘土、切る、貼るなどの経験をしています。
そのなかで、さまざまな表現が出来ることを知ります。

あそびや生活の中には、沢山の「数的なもの」があります。                 子どもたちは日々の中で、長さ、重さ、大きさ、数、比較などに自然に触れ、体験しています。 そのことを認識できるよう、大人が計画し、課業として行っています。

体そう

ほぼ毎日、クラスごとに行います。一人ひとりの発達状況に応じて無理させることなく、自然の動きの中で楽しくあそびながら身体機能を養い、巧みな身体の動き、敏捷性、力、自立性、工夫する能力を発達させ、自己規律をもってできるようにしています。そして、そのなかで子どもたちは自分の体を知り運動能力が育っていきます。

わらべうた

人は生まれた時から、ひとの声を一番心地よく受け入れられるようにできています。乳児期には、大人と子どもが1対1で向かい合い、スキンシップを取りながら、一緒に楽しむことを大切にしています。これがコミュニケーション能力を身につけていく土台となります。                 そして幼児期になると、人間関係が広がり、1対1の時期から、集団でのあそびができるようになっていきます。                                         友だちとうたい、聞き、動き、役を担う。そんなわらべうたのあそびを楽しむ中で、ルールを守る、勝ってうれしい、負けて悔しい気持ちを知るなど、様々な経験をします。社会性や道徳感が育っていくことはもちろん、身体をコントロールする力やリズム感を育てることができるのです。

環境認識

日常の生活やあそびのなかで、自分をとりまく環境について知らせていきます。
植物を育てたり、買い物に行ったり、家族の役割、交通ルールを知ることで、生きていく上で必要なこと、大切なことを感じていきます。
日常過ごしていることのなかから、繰り返し伝えることを大事にしています。

文学

保育士が昔話や詩、語呂合わせなどを素話や道具を使って語ります。
大人の声を通して、子どもたちの心に伝えられ、豊かな言葉を身につけ、話を聞く力を養い、心豊かな子どもを育てます。
また、自分たちで演じてみることで、子どもの空想力、創造力を育て、ものを見る目を養えるように取り組んでいきます。